防音対策について
アメリカは日本ほど音には神経質ではありません。
マンハッタンの集合住宅の場合でも、ピアノを弾くということは住人の当然の権利として一般的に認められています。
ニューヨークにはプロの方でもマンハッタンのアパートにピアノを入れて、防音室などは作らずに普通に生活しています。
夜間10PM以降に練習するなど、よほど非常識なことをしない限りは問題にはなりません。
また、日本の様にゴム製のカップをピアノの足に敷くということも一般的ではありません(ゴム製のカップというもの自体がアメリカで普及していないようです)。
アパートのご近所がたまたまうるさい人で苦情がきてしまったら、冷静に相手の言い分を聞き、大家さんに相談をするのが良いでしょう。
神経質な隣人は、下からほうきでドンドンと突付いたり、ドアまで来て苦情をいったりしてきます。
そういう人は子供の足音や、たまに来客があってパーティーをする時も文句を言います。
そういう人は何をいっても理屈は通じません。重要なことは、自分達で交渉せずに、大家さんに交渉をしてもらうことです。
また、相手にも、大家さんに直接話してもらうように連絡先を渡すのが良いでしょう。
それ以上は議論しないことが得策です。
Lease Agreementの規定内で、且つ常識的な範囲でピアノを弾いているのであれば(朝10~夜10PM)、仮に一日2~3時間弾いても問題にならなでしょう。
ニューヨーク市が発行しているNoise Guidelineは、車のノイズや飲食店のノイズに関して規制が厳しくなっていますが、一般家庭やアパートでのノイズについては寛容です。
PDFファイルはこちら:
http://www.nyc.gov/html/dep/pdf/noise_code_guide.pdf
ウエストチェスターなど郊外の一軒家であれば、夜間の演奏も含めてまったく問題にならないといっても良いでしょう。
また、入居の時に、ピアノがあることを隣人に伝えるということもアメリカでは慣例ではありません(アパートの場合でも同様です)。
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